ふたりの しょくにんは すぐに しごとに とりかかりました。 「これは とても ふしぎな ぬのです。 せかいに ふたつと ないほど うつくしいのに、 おろかものには みえないのですよ」 ふたりは、 そう せつめいしました。 でもね。 ほんとは ふたりは うそつきで、 はたおりきには いと いっぽんも かかって いなかったのです。