はだかのおうさま1 2002年 世界文化社 刊

これは幼稚園の年長組を対象とした学習誌「ワンダーランド」の6月号に掲載されたものです。
おはなしはアンデルセン原作のご存知「はだかのおうさま」、これを6見開きで完結させる訳です。
ページごとにバックの色や構図を変えたりして、いかに飽きっぽい子どものハートをゲッチュするかに知恵をしぼりました(笑)。
ちなみに文章はNo.107~No.024の時とは違い別の方が担当しています。
本来なら画面上にぽっかりと空いている部分に文章が入るのですがここではこのコメント欄に分けて表示してあります。
それでは、おはなしのはじまりはじまりぃ!!

「はだかのおうさま」
原作/アンデルセン 文/木村由利子 制作/石川日向

おうさまは あたらしい ふくが だいすきで、
いちにちじゅう かがみの じぶんに
みとれて いました。
「ぼくって きょうも かっこいい」
そんな おうさまですから、
ふしぎな ぬのを おる たびの しょくにんの
はなしを きいて、 おおよろこびしました。
「いま すぐ しろに よんで こい。
そして ふくを つくらせるのだ」