オモテウラのあるお店「ウラ」 2014年

ペーパーアーティストたちが集まった展覧会「ペーパーレストラン展2014」に出品した作品のペーパークラフト版です。
(CG版は同HPのM_galleryに掲載)いつもは布地の背景に張り込んだペーパーレリーフが
表現としては多いのですが、今回はテーブルの上に自立する立体形式で制作しました。
コンセプトは、「紙にオモテウラがあるようにレストランにもオモテの顔とウラの顔があったら?____
街でいちばん人気のレストランはいつも満員で予約がとれないが、実はそこは魔界の入り口で、お客はすべてモンスターだった!
知らずにしのびこんだ少年の運命は___?!」というストーリーをベースに制作しています。
この作品は043のウラ面であやしげな魔界のレストランを表現しています。
オモテのレストランを左右反転しお客もオモテの絵と関連したものにしていますので時間がありましたら043と見比べてください。
展示台はぐるっと360度見渡せるようになっていますので、会場に来たお客さんがまずはオモテのレストランを見て、
そのあと裏に回ると、ドキッ!とするような構成にしています。通行人キャラはすべて魔界の住人という訳ではなく
ホームズ、ワトソン、モリアーティ、ジェームズボンドにオズの魔法使い、はてはトラボルタやスリラーのMJなど
いつにも増して趣味的世界を取り入れてみました。プライベート作品だから出来る表現ですね。