オモテウラのあるお店「表」 2014年

ペーパーアーティストたちが集まった展覧会「ペーパーレストラン展2014」に出品した作品のペーパークラフト版です。
(CG版は同HPのM_galleryに掲載)いつもは布地の背景に張り込んだペーパーレリーフが
表現としては多いのですが、今回はテーブルの上に自立する立体形式で制作しました。
コンセプトは、「紙にオモテウラがあるようにレストランにもオモテの顔とウラの顔があったら?____
街でいちばん人気のレストランはいつも満員で予約がとれないが、実はそこは魔界の入り口で、お客はすべてモンスターだった!
知らずにしのびこんだ少年の運命は___?!」というストーリーをベースに制作しています。
この作品はオモテのレストランでノーマルな世界の安全なレストランを表現しています。
CG版よりも格段に手前の通行人キャラが増えていますが、これらは会場の展示スペース、レストランの大きさなどのバランスを見ながら
どんどん増やして行ったものです。その甲斐もあって立体的な世界観が出せたのではないかと思っています。