シャングリラ  1999年

「TOKYO FLAVORS SHOW」出品用のオリジナル作品に修正を加えたもの。
No.009で説明したグループ展に出品した時は中央の3連の地球儀だけがデンと居座っている構成でしたが
周囲にもっとたくさんのオブジェクトが欲しくなり付け足しました。
地球や太陽といった現実的なものと天使の様な超現実的なもの、
または原子番号といった科学的なものと聖書の様な科学を超越したもの、
この相反する2要素を1つの画面に取り込む事によって作品に厚みを持たせようと試みています。