真夏の時計  2002年

ART BOX主催「世界の自然保護を描く現代日本のイラストレーター展」出品用のオリジナル作品。
30cm×30cmの大きさ内で自然や環境について語ろうという企画展に参加する為に制作したものです。
90人近くの作家さんが出品するので「切り口(表現方法)」がかぶらない様に気をつかいました。
ここ1~2年、異常気象がますますひどくなっていますよね。
早すぎる桜の開花、境目が分からない梅雨、いつまでも続く残暑・・・
そんな狂い始めた日本の四季を夏のモチーフを使って表現しています。
ひまわりを時計に、蝶の触覚を長針、短針、舌を秒針にそれぞれ見立てているのですが、分かります?